群サイ RALLYフェスタ2006
2006年12月17日(日)
『群馬サイクルスポーツセンター』 天候、晴れ〜終了前一時吹雪

ウチのラリーレポは速さが命。←(内容のいい加減さを速さが補う!)
なので、いつも長い帰りの道中で、あらかた頭の中で書いて帰って来ます。
でも今回はまるでダメでした。
ステキな思いがいっぱいすぎて
「ごめん、しばらくそっとしといて…」←(顔、笑ってる)的、こころもちです。
最高水準のショーであり、アットホームなファンサービスパークであり、
イベントとして少しもマンネリ化しない工夫の数々。
2006年ラリーイベントの最後は、
今年も見ても体感しても最高の『群サイ・ラリーフェスタ』でした♪


毎年場内で流される「モータースポーツは危険なスポーツです・・・・」のアナウンス。
今年はその危険なスポーツです、の前に、「最も…」がついていました。
いつも以上デモランに期待がかかります!(^_^;)
 
開場直後ですが、すでにこんなに人が入っています。 今年はテントの数も多くてナニやら楽しそうです♪

 
新井敏弘選手のテントには早くも人が沢山集まってきました。

 
昨日お店に行かせていただいた「パックアール」さんのテントも出ています。
CUSCOのショップテントにはクリス・アトキンソンとお揃いのヘアースタイルの林監督の姿が。


CUSCOのテント、
左から「柳澤宏至車」・「炭山裕矢車」・「柳澤、昨日ラリーチャイナから帰ってきました車」・「大嶋治夫車」です。

 
ラリーチャイナから帰ってきた車両の整備はさすがにまだなので、今回はRJを戦った車両でデモランです。

 
荒井信介選手。PDの表紙にサインを書いていただきました♪ 実ははじめてお話しをして頂いたのです。
ダートトライアルのチャンピオン、そしてダートトライアルとは違いRJというとても長い距離を走るラリーにも
出場され、毎年完走を続けていらっしゃる凄い方です。
いろいろお話しをさせていただいていると、「今年、裕矢も調子が良くて・・・」と、おっしゃいます。
はじめてお話しをさせていただいたのに、よくそういう内容のことを言って頂きます。
私、裕矢ファンって事が完璧にダダ漏れなんですね。(^^;)
と言うことで、先週に引き続き、炭山裕矢選手とツーショット写真です。(*^_^*)

 
大嶋治夫選手、RJに出場した初代キャロッセカラーのランエボです。相変わらずダンディですね♪
さてコチラはRJのとき、荒井信介選手のコ・ドライバーをつとめられた坂木裕之選手です。
坂木さんは今回もいろいろとお忙しそうです。…でもたしかトークショー前後にフッツリ居なくなっていて、
午後のデモランあたりでまた忙しく働いて居らっしゃいましたが、はて?どこへ行かれていたのでしょう?(^_^;)

 
山田大輔選手。 昨年、掟破りの「はい、この品物に新井選手のサインを入れまして!」というオークションが
面白かったので、「今年はナニを出されるのですか?」とお聞きすると「今年は新井さんの・・・・」って、
いきなりですやんッ!サイン・・・っていうか、マジでブツ持ってきたんですね。(^_^;)
そして右のお写真は、お久しぶりです、ヌン様〜!!
今年炭山選手とともに全日本ラリーキロロで優勝を飾った『沼尾敬廉選手』です。
今は新井敏弘選手のところで働いていらっしゃるので、今日はもちろん新井選手のテントでお手伝いです。

 
その新井選手の車両の方のテントでございます。
この群サイがどれだけ凄いかと言いますと、SSMではイベントがあるとき以外楽屋にしまわれている新井選手が
いつでもフツーにテントに居てくださること。
ナニもしていらっしゃらないときは「サイン下さい♪」とか「握手してください♪」とかの触り放題!
今回、新井選手のプロフィールに書かれていた好物「うどん」を思い出し、大阪のきつねうどんセットを買ってお渡しすると、
「ありがとうございます。ほら、もらったよ〜♪」とテントの中にいらっしゃった(たぶんご家族)方に手渡し、
その方達も「ありがとうございます♪」と丁寧におっしゃって下さいました。
地元群馬でのイベントとということで、寒い中ご家族でお手伝いに来ていらっしゃるみたいです。
そういえば柳澤選手のお子様も来ていて、トークイベントの時は謎のラリーサンタさんと
いい掛け合いをしていました。(^_^;)
ネット上で沢山の方が「群サイはアットホームな感じがして」と書かれているのを見ますが、
実は感じではなく、本当にアットホームなのですね。
それが所帯じみ感なく、我々に優しさと身近さだけを感じさせてくれるのは、さすが世界のラリードライバーです。


この写真カッコイイ〜! そのままコーヒーCMになりそうです。


カマチョー&S☆マユミちゃん。 新井選手と記念撮影。 本当に気軽に応えてくださいます。

 
さて、しばらくすると人がとても増えてきました。 日差しも出てかなり暖かいのが幸いしてか、気づくとこんなに沢山の車が。

 
一年ぶりの「なみのり」くん。 今年はPDに顔写真が載ったし、幼児誘拐の年齢も越えたからお披露目〜♪
キャロッセのブルゾンを着た「みなりん」さん。 メル友?です。(^^;)彼女はダートラをやっているそうで、このブルゾンも
私のようにけしてコスプレではありません。

 
私がアチコチで楽しいことをしていると、コチラでもS☆マユミちゃんが楽しいことを…。
愛しのヤナ様とのツーショット!なおかつ「ブルゾンを買います!」まではいいんだけど、
「その着てるのがいい♪」とか言っております。

 
「いや〜これは中国でいろんなものをつけて帰って来てるから・・・」と、ヤナ様。(^_^;)
ならばと言うことで、とりあえずヤナ様が着ていたものを着せていただき・・・・・

 
なおかつ新品をヤナ様に来ていただき・・・目出度くマユミ女子、ヤナ様使用済みブルゾンをゲットでございます。
はいはい、サインもですね〜。 柳澤選手、ファンサービス完璧です!!


さて、コチラで満面の笑みを浮かべて下さっているモデルの方は、CUSCO全日本ラリーチーム林監督です。
私の帽子を見るたびに頭が寒いとおっしゃるので、被っていただきました。
林監督、白が似合います。 帽子の下はクリキントン、好物はあんこで〜す♪



さぁ!魅惑の同乗走行&デモランの始まりです。
 
ストレートをドバ〜ッ!と下ってきたら、直角に曲がり狭いコースを駆け上がっていくため、かなり車両が近づいて来ます。

 
ラリーカーが通り過ぎると、タイヤかすやダストがバラバラと降りかかります。
みなさん「速くなりますよ〜に!」と言いながら御利益を願います。(よゐこも悪い子も真似しないようにね。)

 
『新井敏弘選手』
さて、これだけ近くでラリーカーの走行が見られるイベントは、まず間違いなく群サイだと思います。
そのための安全確保はなされておりますが、自分の身は自分で守りましょう。

 
『柳澤宏至選手』              『炭山裕矢選手』

 
『大嶋治夫選手』               『荒井信介選手』
 
『石田雅之選手』                 『山田大輔選手』
 

 
JRCAのテントも来ていて、会長の小西重幸選手もおこしです。右の写真は、先週のSSMでイチゴに執着する小西選手。(^^;)
今シーズンは終わりましたが、来シーズンのラリー観戦に向け{JRCA}の「JRCAラリーファンクラブ」に入会しませんか?
配信されるメールは、観戦に行くときの事前情報などはとても参考になります。 
メール情報の配信はラリーに精通した女性がなさっているので、(実は凄い方?!)女性のラリー観戦時の
細やかなフォローもあってとてもありがたいです。 来年は「JRCAラリーファンクラブ」の新しい企画もあるようなので
それも期待したいと思います。 http://www.jrca.gr.jp/fan_club.html

 
あっ♪この後ろ姿はメガネ男子の松田さん♪              えっ!松田さんメガネが・・・・!

 
全員で松田エンジニアにお説教されている・・・わけではありません。 
「まあまあ…お父さんもうその辺で…。ほんと、しようのない子達なんだから。メッ!」と
炭山選手が言っているわけでもありません。(^_^;)

松田エンジニアの話は難しいけど、納得できます。
きちんと話をしてくれます。
エンジニアって、ラリー中の偶然と言われる事まですべてデータとして、それを必然のなかに入れる仕事。
その保持データの多さが勝利を作る。
我々ギャラリーは後は神頼みかな?みたいなことをポソッと言ったら、そう説明してくれました。
奇跡って、松田さんにとっては非常にまれなデータということなのでしょうね。
我々ギャラリーは偶然にも神様にも期待するけど、それは信じられる現象ではないわけで…。
『期待に値するものを応援したいなら僕です♪』と松田さんから言われたような気がしました。
誰か(人)に勝てるというRallyをしていては常勝チームにはなれない。
PCと向きあう松田エンジニアの横顔を思い出し、またラリーが面白くなっていくような気がしました。
 
ジュディーのメガネ男子ランキング暫定1位。でも、本日はサングラス。
どうやらメガネが壊れて度が入ったものはこのサングラスだけみたい。
夜・・・どうするんでしょ?


 
037ラリーの名前を出したら、KIKUZO氏とその御友人がスキップしながら群サイに来ました。
どうやら037ラリーって、ラリー通の人には格別な車両のようです。


はい♪皆様お待たせいたしました!!!
今年の司会者『サンタマン』です〜!
 
サンタマン!鍛え抜かれた身体と頭脳を持ち、寒さにも、子供のツッコミにも動じない、ラリー界のヒーロー!
そしてその正体は今なお謎のままである・・・・・・。
 
はい!坂木さん今年もありがとうござま〜す。
しかし、ココまでやってしまうと、すでに来年の心配をしてしまいます・・・。
とりあえず我々の仲間内で話し合った結果、次は『メイド服』しかないと言うことになりました。
ポディウムへお帰りなさいませご主人様〜♪(^_^;)

 
トークショーで本日のゲストドライバーの皆様が次々に壇上へ上がっていらっしゃいます。
山田選手は階段から、炭山選手が階段を使わずヒラリッ!と壇上に乗ります♪

 
別に大嶋選手は介護を必要としているわけではありませんので、ねんのため。
そういえば大嶋選手って、たしかチェッカーズにいらっしゃいましたよね…。(^_^;)

 
楽し〜い♪とにかく面白〜い♪日本や世界を代表するラリードライバーの皆さんがこんなに面白くていいのでしょうか?
と言うことで、新井選手は『なんでやねん!』とツッコミを入れているわけではありません。

 
荒井選手の視線…1列目あたりで気に入らない人でも居そうな・・・・?(^^;)でもすぐこの笑顔。

 
みなさん本当に良い笑顔です。
欲しいものは?と聞かれ、裕矢選手は車、ヤナ様はスタッドレスタイヤ、石田雅之選手は胃薬でした?

 
辛いとき、悲しいとき、この新井さんの笑顔を見ると乗り越えられそうな気がする、そんな笑顔♪

 
表情豊かです新井選手。            綺麗な微笑みと言えばこの方、ヤナ様でございます♪

 
加勢レーシングの大嶋選手に紹介されて出てきてくれたルーキー吉澤選手。
来シーズン『吉澤君日記』にいっぱい良いことが書けるように頑張ってください!

 
始まりましたオークション!
山田大輔選手の出品は、ん〜十年前に新井選手が使っていたらしいホイールです。 
確かに覚えがあるらしいのですが、この筆跡は違うらしい・・・?

 
私お待ちかね!炭山選手の出品です〜!全日本で使用したグローブ、今年は穴はあいていないとのことです。(^_^;)
しかし「臭う!」と、大嶋選手からツッコミが!「臭いません!」と炭山選手。(^_^;)
いえいえ、そんな些細なこと?はどうでも良いことです。
裕矢が出すからには、私が落札させていただきます!( ̄ー ̄+
・・・・・・・・・・・・・・・・と言うことで、今年も無事落札。
もうすぐ私が落札できなくなる日が来るんだろうなぁ…と、チョッと寂しい気がする今日この頃です。


午後の同乗走行!
毎年和歌山から通い続けて3年。 
今年も乗せてやろうとラリーの神様(きっと人)が、同乗走行をさせてくださいました。
 
雨が降ってきました。 でも、しばらくすると昨年と一緒の吹雪状態に!!

 
ヒョウのような大粒の雪です。 横殴りの激しい雪の中、坂木さんがジッと立っていらっしゃいます。
ある時はラリージャパンのコ・ドライバー、ある時はサンタマン、そして今はこの寒い中で進行と安全に目を配っています。
本当に頭が下がります。もちろん他のスタッフの方も、メカニックの方々もそうです。
ラリーを盛り上げよう、好きになってもらおうという人達の努力で毎年群サイは楽しく盛り上がります。
たぶん来年も今年よりも多くの人達が訪れるイベントになると思います。
だって、一度行くとやめられなくなりますから♪

 
そして幸せの同乗走行! 
運転してくださるのは、今年の全日本ラリー選手権第8戦キロロの優勝ドライバーです!(*TーT)v
ああっ…裕矢はん、立派にならはって・・・。

スタート前の列で前に進むたび、「ガコンッ!」と、ドグミッション独特の音が響きます。
緊張感が高まりますが、せっかく合法的な二人きり空間なので、少しお話しもしていただきます。
雨から雪へ変わりましたが、まだ路面は通常のウェットのままなのでしょうか?
カウントダウンの手が上下し、はじめて同乗走行させていただいたときのような加速感を味わいつつ
坂道を駆け上がります。

座っているのに自分の背中に自分の重みを感じる異次元空間。
背中を張り付かせていると、またすぐにグィィ…と右に身体がふられます。
小さい心の感想(悲鳴)をあげつつ、あまりにもスムーズな高速移動の不思議さに身体を預けます。
ブレーキは止まるために踏むものじゃ無く、次のアクセルワークのための間の手なんですね。
よどみなく走る車・・・・それも凄いスピードで。
何度か炭山選手の綺麗な横顔を見つつ、何度も凄いと感じる長いようで短い時間。
本当にどれほどの時間なのかな見当もつきませんが、はじめての同乗走行経験からずっと、
恐いと思ったことはありませんでした。
たぶん驚きっぱなしだし、恐いと思う前に次に行ってしまっているからでしょうね。
乗るたびに感じるジレンマは、また自分が乗りたいと思う気持ちと、まだこんな感覚を知らない人に乗って
貰いたいと思う気持ち。
来年あたりガンマしようかな?でも、この瞬間が一番炭山裕矢という選手の言葉より伝わる言葉を
聞いている気がするんですよね。 私の勝手な思いこみだけど。(^_^;)
 
サイドがひかれ、車が大きく向きを変え狭い道を下る。
まるで道にずれない線があるようにピタッと目を送った先のラインに車が収まり、よどみなくギュンと加速する。
ギャラリーの前で繰り返される派手なドーナッツターンは、外から見ているほども中の人間に影響は無く、
ただ目の前の風景がサーッ!と横に流れて行くだけ。
さぞや中では酷いことになっているんだろうなと思っていた初めての同乗走行の時の事を思うと
私も少しはマシになったのかな?などと思ってみたりして。
車が元の場所に戻ってきて、ブレーキが本来の止まるという役割を果たす。
このブレーキですが、踏めば止まると言うものではなく、踏んで止める的体力を要するらしいです。
だからそのために選手も身体作りをするだといいます。
本当に車と人とが一緒になってラリーを戦うのですね。
そんな話を事前にお聞きしてから同乗走行をさせていただいたので、ついつい視線が足下を見ていました。
名残惜しいですが今回の同乗走行も終わりです。
毎回こういう貴重な機会を下さる皆様に心から御礼を申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m


柳澤宏至選手の同乗走行を体験したS☆マユミ女子。こちらも幸せそうですね♪


 
さて、同乗走行後いつもの写真撮影があるのかな?と思っていたけど、今年は時間のせいかありませんでした。(T_T)
ああっ…毎年ハタをひろげる楽しみが・・・・。
でも、オークションでゲットしたグローブに炭山選手のサインを入れていただき、その時に嬉しいサプライズが。
書いて下さっているとき私が持っていたチョコレートを1つ剥いて「食べますか?」とお聞きすると、
書きながらそのままパクッ!と食べて下さったんです。
(う〜ん、苦節3年。はじめて手からものを食べたんやな!)(゚◇゚;(。_。;(゚◇゚;(。_。;)
凄い選手がなんだか身近に感じられて、またその様子が可愛くて、嬉しくて嬉しくて・・・・。

最後に一緒に写真を撮っていただいたのですが・・・・・
カメラの方から「チョコ持ったままだよ」と言われてナニ持ってるの?と皆様に見られております。
でもコレ実は、さっき嬉しかったので、そのチョコもグローブと一緒に写したかったというのが
正直なところです…。(*^_^*)

はい、で…最後はやっぱりこのポーズなんですねッ!(^_^;)
私は理性が邪魔をして中途半端なポーズになっておりますが、皆様方は完璧に
サンタマンになりきっておられます。
今年もこのサンタマンさん達から、心に山のようにプレゼント頂き、2006年のラリーイベントは
つつがなく終了いたしました。
来シーズンの全日本戦は、4月13日〜15日に唐津で第1戦。
APRCも、4月13日〜15日にニューカレドニアから開催されます。
まだラリーの現地観戦未体験の人、私達と一緒にラリー観戦はじめませんか?
ラリーって本当に楽しいですよ♪



バックします。